レクレルールは30年以上にわたり、ラグジュアリーの世界で最先端を走り続け、ハイファッションの領域はもとより、詩や芸術との境界を越えた新たな才能を発掘してきました。
パリを拠点とするこのコンセプトストアは、数多くの偉大なデザイナーを見出し、彼らの歴史の重要な一章を共に紡いできました。
現在レクレルールは6店舗を展開しており、うちパリに5店舗、そして最近ロサンゼルスに1店舗をオープンしました。
その名が示す通り、フランス語で「エクレルール」とは「探求者」を意味し、その探求心は尽きることがありません。国際色豊かな顧客層は常に新たな刺激とインスピレーションを求めており、だからこそこのストアは絶えず進化を続けています。
そして各店舗は、感情、視覚、五感すべてに訴えかける唯一無二の体験を提供しています。中でも建築家アルネ・クインズが手がけたリュ・ド・セヴィニエ店は特筆すべき存在です。無数の木材を組み合わせ、塗装と釘打ちを施すことで「リサイクル」を思わせる独特の質感を生み出す一方、スライドショーが映し出される120台のスクリーンという未来的なディテールも融合させています。この店舗は革新的なデザインで大きな話題を呼びましたが、それだけでなく、展示されている服の大半が実際には見えないという点でも注目を集めました。商品を見るには販売スタッフに声をかける必要があり、スタッフが壁の一部を開けてコレクションを見せてくれる仕組みになっているのです。その狙いは、顧客と販売担当者との間に唯一無二の、継続的で信頼に基づく関係を築くこと。セルフサービス式のスーパーマーケットとは対極にあるこの関係は、時間をかけて深められていくものであり、服とは理解し、試着し、じっくりと吟味すべきものだという考え方に基づいています。