マットな仕上げの防水加工レザージャケットの先駆者として、同ブランドはバイカージャケットの機能性と美しさに革新をもたらし、そこから生まれるバイカーカルチャーの反骨精神とのつながりは、今もブランドのデザインアプローチのあらゆる側面に息づいている。
同ブランドが誇るモータースポーツの豊かな遺産を土台に、現クリエイティブディレクターのDelphine Ninousは、ウェアやアウターのラインにモダンで洗練された感性を吹き込んでいる。個人のスタイルとは創造性の産物というよりも必然から生まれるものだという考えを大切にし、飾り気のない構築美へのこだわりは、無骨な仕上げやあえて施された経年感と相まって、荒削りな魅力を漂わせる気取らない雰囲気を作り上げている。
アースカラーが控えめな佇まいを丁寧に支える一方、タクティカルなディテールは、同ブランドのメンズウェアの揺るぎない存在感の核となってきた実用性を映し出している。
