Adidasは、スポーツに特化したシューズ、アパレル、アクセサリーを手がけるメーカーです。このブランドはスポーツウェアとスタイルを融合させたプレタポルテのコレクションを展開し、象徴的なスリーストライプのモチーフをスポーツジャケット、スポーツパンツ、Tシャツ、スニーカー、アクセサリーなど、あらゆる製品にあしらっています。時代を超えて愛されるスニーカーStan SmithとSuperstarは、まさにアイコン的存在です。
1924年、バイエルンの小さな町Herzogenaurachで家業の中にシューズ工場を設立したDassler兄弟、AdolfとRudolfは、第二次世界大戦の終わりに袂を分かち、それぞれが自らのスポーツシューズ企業を興しました。Rudolfが立ち上げたのがPuma Schuhfabrik Rudolf Dassler、今日では単にPumaとして知られる企業です。
第一次世界大戦後、Adiは荒廃した環境で見つけた廃材を用いてトラック用シューズをデザインし始めます。1920年代の終わりには、Dasslerは地面のグリップを高めるためにソールにスパイクを取り入れ、1948年には自身の名と姓を組み合わせて、今日これほど有名になったブランド名を生み出すというアイデアが誕生しました。
1949年、Adidasはスリーストライプで構成されたロゴを登録します。そして1954年のワールドカップ決勝で、ドイツ代表がAdidasを履いて優勝を決めるゴールを挙げたとき、このブランドは伝説の仲間入りを果たしました。
1971年、Muhammad AliとJoe Frazierによる「世紀の一戦」では、両ヘビー級選手が、Adi Dasslerが彼らのために特別に開発したボクシングシューズを履いて相まみえました。
Adidasは常に最高水準のパフォーマンスを誇るスポーツ製品を生み出しながら成長を続け、その後、プロ・アマを問わず数多くのアスリートに着用されるようになり、世界で最も重要なスポーツチームのスポンサーを務めています。
1990年代の半ばから終わりにかけて、Adidasはブランドを三つの主要なグループに分けました。アスリートへの献身を貫くべく設計された「Adidas Performance」、人気のライフスタイルとして残り続けたブランドの過去のデザインに焦点を当てた「Adidas Originals」、そしてファッション市場を担う「Style Essentials」です。この最後のグループから生まれたのが「Y-3」、Adidasと日本の著名なデザイナーYohji Yamamotoとのコラボレーションで、YはYamamotoを、3はAdidasのスリーストライプを表しています。
2004年に始動した「Impossible is nothing」は、同社で最も記憶に残るキャンペーンのひとつです。